昨日、大河ドラマ『麒麟がくる』の第二回「道三の罠」が放送されました!
前回出会った駒・東庵を連れて美濃へ帰った光秀。
道三の恐ろしさをまざまざと見せつけられた第二回のあらすじをネタバレありで振り返っていきます!!
前回の記事はコチラ↓

※以下、ネタバレありますのでご注意を※
光秀、駒と東庵を連れて美濃に帰郷
帰郷と同時に織田の急襲を知る光秀
1547(天文16)年秋、光秀は堺・京をめぐる旅から帰郷します。
が、尾張の織田信秀が2万の兵を連れて稲葉山城を奇襲していました。
叔父の明智城城主・明智光安(西村まさ彦)に再会しさっそく戦の準備をしますが、美濃側の斎藤軍は4000の兵のみでかなりの劣勢のようです。
ケチくさ道三がここでも垣間見える
駒・東庵を小見の方(道三の正妻・光秀の叔母でもある)の元へ向かわせ、光秀は光安と守護代・斎藤道三の元を訪れ買い付けた鉄砲を差し出します。
ここで「堺は豊かな場所であった」と報告したところ、道三がこう言います。
「その気持ちを忘れるな。 豊かであれば無用な戦もせずに済む。」
ちょっとここ意外でしたね。あ、そんな気持ちを持っている人だったかと。
しかし、突然の旅の軍資金半分返せ発言。
けっケチくさぁーーーーーー!!! 光秀ドン引き。
しかしこの戦で侍大将の首をふたつ取ったら帳消しにしてもいいよと温情。温情か?
帰蝶の命で小見の方のもとへ
お母さんの小見の方に医者を連れてきてくれたことの感謝を伝えたかったようです。
帰蝶の「武運を祈る」と言う顔が凛々しくてかっこいい。
甲冑を身にまとい、加納口の戦い勃発
織田軍、稲葉山城下に侵攻
太鼓を鳴らし、馬が嘶き、ほら貝が鳴り響き戦の始まりを告げます。
織田軍は美濃と尾張の堺の木曽川に本陣を組み、信秀の合図で侵攻を開始。
織田軍の最前線にいる兵たちの捨て駒感がすごい…!! 防具もしょぼくて…。
斎藤軍のお偉い方は櫓の上にいるんですが、道三だけ兜も防具も豪華ですね。三日月のような飾りがついていました。
私先端恐怖症気味なので弓がどんどん降ってくるシーンで鳥肌立って逃げたくなっちゃいました…。
斎藤軍が劣勢に。道三の作戦は…
劣勢を知るや否や兵を後退させて門を閉め、籠城を決めた道三。
侍大将の首を取るために最前線で戦っていた光秀は退き鉦(のきがね・撤退を知らせる鐘の音)に納得がいかない様子。
自分たちの領地ということで装備は豊かな斎藤軍は、投石機や火のついた俵を転がすことでひとまず籠城に成功。
ここで 斎藤軍の重鎮や斎藤高政(道三の息子)、光秀本人が道三に良い感情を持っていないことがわかります。
そして自分が側室の子だということにこだわる高政…。親子の確執が切ない。
斎藤軍、反撃!!
稲葉山城のすぐ下まで攻め込み、次の攻めは翌日に持ち越すことにした織田軍。
一方しばらく大人しくしていた道三でしたが、それは織田側の乱波(らっぱ・スパイのこと)をだますための芝居で、だまし討ちで反撃に出ます!
油断しきっていた織田軍、やられ放題!!
光秀はまた「侍大将~~~~~~!!!!」と叫びながら最前線で戦い、ひとりの侍大将を捕まえ「名を名乗れ!」と馬乗りになった瞬間…
…………光安!!!??
え?え?叔父さん!?なんで!?間違えたのそれとも裏切ってたの!?
私、大混乱。
斎藤軍、織田軍を退け劣勢のなか勝利
落ち武者と化した信秀、自分の弟や味方の討ち死にを知り尾張に帰ることにします。
美濃側は勝利に喜びお祭り騒ぎ。
光秀はけが人の集まる療養所で、無事生き延びた光安と再会します。
あ、さっきのはただのそっくりさんの人違いなのね…。超似てたけどね…。
公式Twitterを見るとこれは伏線などはなくひとつの演出に過ぎないようです。ああ驚いた。
しかし光秀は叔父と似ていたことに動揺して首を落とすのが遅れたとき、「妙なことを思っていた」と東庵に告白。
「これが武士の本懐かと。武士の誉かと。こんなことが…!」
戦がある限り戦うしかないと分かってはいても、人を殺して勝ったことをめでたいと思えない様子。
光秀は今後、戦のない世界を作りたいという方向に進むことになるのかな。
道三が土岐頼純のもとへ行き…衝撃の展開
やっぱり帰蝶は頼純の妻だった
前回の記事で帰蝶は頼純の妻説を調べた私、合ってましたー!
しかし頼純、道三は今回の戦の成果の報告をしているようですが…妙に下に見られている感が。
妻の帰蝶にもなぜ高みの見物で戦前に出なかったと責められます。
頼純は信秀と取り引きしていた!
帰蝶を下がらせた道三…ここで衝撃の展開が。
今回の奇襲は頼純が織田信康(信秀の弟)と共謀した斎藤家を滅ぼすための策だったことが判明!
道三が父・土岐頼武を守護の座から引きずり下ろしたことを恨んでいた頼純。
「蝮!!!成り上がりもの!!!」
と道三をののしります。
立ち去ろうとする頼純に対し道三が
「頼純!!!!………様ぁ」
って言うシーン超怖かったですね…。
頼純、毒殺される
こわいよ~こわいよ~~~~~道三が黙ってお茶立てて歌ってる姿怖いよ~~~~。
いやもう嫌な予感しかしなかったですよここは…。
頼純、登場10分で道三に毒入りのお茶を飲まされて退場。
1547(天文16)年、11月17日のことだそうです。
道三の恐ろしさが怖いくらいに伝わってくる名シーンでした。
第三回「美濃の国」の放送は2月2日!
ザ・道三ショーだった第二回「道三の罠」。
光秀がかすむ迫力を見せてくれました。本木雅弘さんすごい俳優さんです。
ネット上の感想を見ると迫力の戦のシーンも人間関係も、かなり史実に忠実に作られていて歴史ファンも満足の展開のようです。
道三はもっともっと成り上がっていくのでしょうか。
それでは!次回も楽しみです(^o^)丿
第三回のレポはコチラ↓

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