大河ドラマ『麒麟がくる』の第九回「信長の失敗」が放送されました!
今までは出演者のクレジット、駒が二番手だったのがついに信長が躍り出ましたよ~
ここからが『麒麟がくる』の本番!という感じがしますね。
ではあらすじをネタバレありで振り返っていきます。
前回の記事はコチラ↓

※以下、ネタバレありますのでご注意を※
1549(天文18)年、竹千代の父・松平広忠が殺される
美濃の斎藤道三(現時点では利政呼び・本木雅弘)と尾張の織田信秀(高橋克典)の和睦の証として、道三の娘・帰蝶(川口春奈)が信秀の息子・信長(染谷将太)の元へお嫁に行くことになりました。
それを知った駿河の今川義元(片岡愛之助)が尾張の人質となっている竹千代(のちの徳川家康・岩田琉聖)の父・松平広忠(浅利陽介)をけしかけて対織田の戦を宣言したところまでが前回の話でした。
山道で襲われる広忠
山道を歩く広忠一行、国堺を越えるとかなんとか言ってたので駿河と尾張に挟まれた三河に帰るつもりだったのか?
突然槍が飛んできて従者が次々に倒れます。
木の陰から除く後姿は…!?
右の肩に槍を食らってしまう広忠。なんとか逃げたかと思いきや、さらに腹部に槍を受け、そして背後から首に刀が回され…!!
菊丸の正体が明らかに
しばらく後、その悲惨な現場に菊丸(岡村隆史)が現れます。
広忠の遺体を確認する菊丸。
ここで注目して欲しいのは、広忠… 胸から下しか画面には映りません。どういうことかは後ほど。
広忠の愛刀を持ちその場を後にする菊丸ですが、この走り方ただものじゃない気配があります。
ささささーーーーっと腰を低く動きは小さく。ネットでは菊丸=服部半蔵説なんかもありますが…?
菊丸は三河の刈谷城の於大の方(竹千代の母で広忠の元妻・松本若菜)とその兄・水野信元(横田栄司)のもとへ行き、その刀を渡します。
広忠を殺したのは織田の者だと推測し、織田の元にいる跡継ぎの竹千代が危険だと言う菊丸。
於大の方は「そなたが頼りなのじゃ。竹千代を頼んだぞ」と菊丸に懇願。
はい、菊丸…三河の於大の方に仕える忍びでした!!!
ただものではないとは言われていましたが…
ではなぜ初回で盗賊につかまったふり?をしてまで美濃に来たのか。もっと明らかになって欲しいことが山ほどありますね!
尾張・織田家の面々が続々登場
白無垢姿で待ちくたびれる帰蝶。信長の言い訳は?
とうとう来た輿入れの日だというのに現れない夫に帰蝶、半分寝てる?笑
そして波の音とともに現れたのは…
浅黒く日焼けした上等ではなさそうな汚れた服に身を包んだ信長。育ちの違いがまざまざと現れています。
城下で騒ぎになっていたという化け物を退治していたという信長。
自らが率先して危ないところに足を踏み入れることで民は安心すると、上に立つものらしいことを言います。
でも帰蝶には悪いことをしたとバツが悪そうに謝罪。
「あ、かわいい」って思っちゃったっぽいね帰蝶さん。好ましく思っちゃったっぽいね!私もさ!!
BGMも妙に軽快な感じで気が合うふたりを予感させます。
さっと真横に座り「わしの嫁じゃ~」とどう見ても平民に帰蝶を紹介するなつっこさと豪快な感じ、いいですね~憎めない。
新婚ふたり、末盛城の信長の両親の元へ。衝撃の土産。
ここで織田家の重鎮がたくさん初登場します!
※この先の史実が書いてあるので注意してください。
道三から松の盆栽を贈られたと両親へ披露し、自分からも見せたい引き出物があると言う信長。
立派な円筒状のお重のような入れものを信秀の前へ。開けてみると…
生首。日曜20時に生首。男の生首。
一瞬で血の気が引きましたわ!!!何をにっこにこ出してんじゃ!!いやまさか中身知らないのか!?と疑ってしまうくらいこれを見せる信長は無邪気でした。
妻とお嫁さんの帰蝶を退室させ、一気に不穏な空気になる織田親子。
この首の正体は… 冒頭で殺害された松平広忠でした。だから遺体の描写は胸より下のみだったんですね…
今川に仕える広忠を殺す=今川と戦になると、浅はかな信長の行動に怒り狂う信秀と
竹千代を捕っている&美濃と手を組んで有利な状況にいるから戦になっても勝てると、叱られる理由に納得いかない信長。
「おとうしゃんに褒めてもらいたかった~」と涙目で首を持ち去る信長…。
いやこっっっっわ。
このシーン、染谷信長の凄みがめちゃくちゃ伝わってきませんか?
お父さんに褒められると思ったという無邪気で浅はかな行動力、意気揚々と生首を立派な容器に入れてにこにこ差し出すサイコパスっぷり。
帰蝶とのシーンでなんだか憎めないな~と思わせておいて、やっぱり異常で計り知れない人物なんだと知らしめてくる怪演。
だって帰蝶に話した化け物退治、うそですからね。本当は広忠殺ししてたのをしれっとうそついてますからね。
すごい役者さんですね。
そして高橋克典さん、体を痛めた信秀に合わせて体重落としてます?第二回頃に比べると頬がこけたような。
嫁姑も不穏な感じ…
一方退室した嫁姑。
姑・土田御前は信長が差し出した引き出物の中身を知っているのか帰蝶に問い、「この世にはみてはならぬものがある」と言います。
この人も一筋縄じゃーいかなそう。急に口調冷たいし。
そして溺愛する次男・織田信勝を帰蝶に紹介。
信勝は竹千代と将棋をしていましたが、「参った」と去った竹千代、帰蝶にこっそり「わざと負けた。信長様と打つ方が面白い」と告白します。
しかしそこに現れた、お父さんに怒られて虫の居所が悪い信長に押しのけられてショックな顔。かわいそう…。
でもこの子もやっぱりあなどっちゃいけないというか、土田御前がめんどくさくて負けたフリした策士に見えないこともなかったな。
帰蝶と信長はいい夫婦になれそうな予感
自分の城に戻り鉄砲の練習をする信長。
帰蝶を鉄砲の練習に誘ったらとっても嬉しそう。こういうとこ好きよ。信長もこういう女性が好きでしょうきっと。
体を寄せ合いきゃっきゃと練習してはしゃぐふたりかわいい。
そして元未亡人だからか体の接触に恥じらいのかけらもない帰蝶がいい。笑
さりげなく明智光秀(現時点では十兵衛呼び・長谷川博己)の話が出て、この先を知っているからこそ「おおっ」となりました。
「好きだけど、ときどき大っ嫌いになる」と自分の父親への気持ちをお互いに打ち明けたり、このふたり好き。推せる。
光秀は後の正妻・熙子と再会
光秀は妻木へ米を配達
家臣の藤田伝吾(徳重聡)と美濃・妻木へ米を届ける道中の光秀。
帰蝶のことはふっきれたのかな~?
子どもの頃よく来たところだから…と案内の者を別れ、屋敷を歩くと…
お花のように可愛らしい熙子
か~~~~!にっくい演出ですよ!!!少女漫画か!!
廊下を歩く光秀の足元にふわっと飛んでくる白い花びら。
ついついそれを追っていくとかくれんぼをしている熙子がいました。
花いっぱいのかごを持って、じっと光秀を見つめる熙子。
幼い頃におなじようにかくれんぼをしたことを思い出し、「あれはそなたか。熙子殿じゃ」という光秀に「はい♥」とほほ笑む熙子のまーーーーかわいいこと。
昔、光秀が 「大きくなったら十兵衛のお嫁におなり」って言っていたことを笑って話す小悪魔感ありな熙子…あざとかわいい。
このシーン熙子が光秀を「光秀様」って呼んでるんですが、今までいましたっけ光秀呼びの人。わざと?
もうさ、みっちゃん熙子を見る目がさ…
花に始まり花に終わった熙子初登場でした。
実は牧と光安のお見合い計画だった
この出会い、実は母・牧(石川さゆり)と叔父・明智光安(西村まさ彦)の策略でした。
光秀を熙子に出会わせてお見合いもどきをさせようとしていたようです。
帰宅するも熙子の話はせずに「お酒飲まされちゃった~」と去っていく光秀に黒幕ふたりはがっかりした顔でしたが…
みっちゃん花びら片手に神妙な顔してたので心配いらないですよ…
京では駒が絶不調
前回、自らフラれにいってしまった駒(門脇麦)は仕事もうまくいかず。
師匠の望月東庵(堺正章)に「私ダメです。ダメみたいです。」としょんぼり…。
あああああこんな思いしてる駒の裏でみっちゃん恋に目覚めちゃっててうわぁぁぁぁぁ辛い。
そしてそこに芸人一座が…?
尾野真千子だ。来たわ。
第十回「ひとりぼっちの若君」の放送は3月22日!
駒ちゃんが悲しすぎて辛いんですけど彼女に救いはあるの??
みっちゃん初恋に浮かれてますけど~!
でも帰蝶とも駒とも全然違うピュアッピュアな可愛らしいしかない熙子、こりゃしょうがないわ鈍感みっちゃんなんてイチコロですわ。
来週は光秀と信長の初会話ですよ~!
盛り上がってきてますね!!
続きはコチラ↓

今週の『麒麟がくる』を見逃した方はこちら
NHKオンデマンドで有料配信している『麒麟がくる』。
同じ有料配信なら他の特典も得られる、Amazon prime video 、U-NEXT から購入するのがおすすめです!
Amazon prime videoの無料体験で観るU-NEXTの無料体験で観る