大河ドラマ『麒麟がくる』の第十一回「将軍の涙」が放送されました!
私用で忙しくしていたのと志村けんさんの訃報で悲しんでおりまして…なんと次回放送日の更新となってしまいましたが復習とお思いください!
ではあらすじをネタバレありで振り返っていきます。
前回の記事はコチラ↓

※以下、ネタバレありますのでご注意を※
1549(天文18)年11月、竹千代が今川義元のもとへ
いざ、人質交換
松平竹千代(のちの徳川家康・岩田琉聖)は駿河の今川義元(片岡愛之助)の元へ送られることになりました。
尾張、駿河、三河の関係が微妙なものになり、今川方に捕らえられた織田信秀(高橋克典)の息子・織田信広(佐野康臣)との人質交換のためです。
竹千代は気丈に「今川を探ってくる」と言っていて、さすがのちの家康…。
てか信長の兄・信広を演じる佐野泰臣さん、金八先生の息子・幸作くんでしたね。バトルロワイヤルにも出てました。懐かしい!
信秀の容態はますます悪化?
傷ひとつないという信広を、城を失った主とは思えないと恥ずかしがる信秀。
その信秀は肩の傷の治りが悪いのか弓も満足に引けない様子。
ふがいない長男、何を考えているのかわからない次男(信長)、若すぎる三男(信勝・木村了)…
お父さん頭が痛いです…。
竹千代は駿河に到着
義元が出てくるシーンのBGM怖いわ~
義元に「三河にいつ帰れる?」と聞く竹千代。
側近の太原雪斎(伊吹吾郎)が三河の情勢の危うさ、敵対する織田家を滅ぼしてからなら、と説明します。
そして義元のお得意のセリフ「年が明けたら戦支度じゃ。三河を救うための戦ぞ!!」と声を張ります。
なんだかいっつも同じようなセリフを同じトーンで言ってます…
もうちょっと出番が増えたら愛之助さんの演技を楽しめるかな。楽しみ。
1550(天文19)年夏、義元が尾張を次々と制圧
美濃は今川と戦うのか?道三の思惑は…
宣言通り、尾張に攻め込んでくる義元勢。
弱った信秀の抵抗もかなわず、美濃勢が心配していた 帰蝶と信長の婚姻によって美濃も駿河を敵に回してしまうが現実に。
道三の居住地・稲葉山城の話し合いで、婚姻に反対していた斎藤高政(伊藤英明)は父・斎藤道三(現時点では利政呼び・本木雅弘)にここぞとばかりに「ほれみたことか」な態度。
家臣の稲葉良通(一鉄・村田雄浩)も義元と戦うつもりでいるのか問いただします。
家臣らによると戦うつもりでいても、美濃は今稲刈りで忙しく兵を集めるのが困難だそう。
もういーもん、稲刈りでもしとけ
と道三は話し合いを強制終了。
明智光安(西村まさ彦)に「織田には米は送るけれど兵を援軍として送ることは出来ないと伝えよう。それには十兵衛が最適☆」と言い、光安も納得。都合いいな!
そんな勝手な道三、この返答を織田側が不服とした場合、今川側に乗り換えるつもりでいるようです。
そして光秀は尾張・那古野城へ
道三から命を受けた明智光秀(現時点では十兵衛呼び・長谷川博己)、尾張の那古野城に到着します。
完全に不満そうな顔。笑
那古野城では織田信長(染谷将太)が相撲に明け暮れ、家臣の平手正秀(上杉祥三)はあきれ顔です。
信長不在の光秀・正秀・帰蝶の3人で集まり、正秀に気まずそうに道三の意向を伝える光秀。
「援軍は送らない。そのかわり清須城の織田彦五郎には目を光らせておくからね」と…。
彦五郎はどうやら信秀と尾張の覇権を巡って争っているようで。不穏な一族だ。
帰蝶も申し訳なさそうな顔をする中、正秀部屋を後にしてしまい、帰蝶は自分は美濃に帰るべきか光秀に聞きます。
光秀が織田はあなたを手放さないと危険を伝えると、人質である自分の立場を改めて痛感し苦い顔をする帰蝶。
そこへ信長が現れます。
信長と帰蝶のイチャイチャを見せつけられる
主君の判断を謝罪する光秀に「よいよい」と責めることはしない信長。
刈谷城の水野という男があと3ヶ月は食い止めてくれると言い、その間に何ができるか~と思案します。
その次の瞬間…
信長、帰蝶の膝枕で寝っ転がる。
帰蝶の顔に手を伸ばし頬を撫で、まんざらでもない帰蝶、人前で何してんのというドン引き顔の光秀。
あ、人にイチャつくの見られるの平気なタイプ?
しかしこの2人可愛い。どんな風に生き別れるのか考えただけで滾る~!
そして刈谷城を明け渡すことで今川の手を止める和議を考えついた信長に食いつく光秀。
以前、 美濃で土岐頼芸(尾美としのり)と土岐頼純(第二回で道三に毒殺された人)の間で大戦が起きたときには、足利将軍家にとりなしてもらったと思い出します。
すると案の定というか墓穴掘ったというか…
前に京に行ったとき将軍家の縁の人と会ったよね?はいヨロ。
という展開に当然なってしまいました~(^▽^;) この夫婦の圧、すごい。
光秀、将軍家にとりなしを頼むために奔走する
美濃に戻り、道三に京行きを提案するが…
京か~金かかるわ~~~~
と渋るケチくさ道三。相変わらずです。
帰蝶の命の危険があるため、せめて 美濃の守護・頼芸に将軍家にとりなしを願い出るよう頼むのがいいのでは?
と光秀が言っても「勝手にやれ!金は出さん!」ととりつく島なしの道三。
光秀は小声で…ケチ!!!
とうとう本人目の前にして言いましたw
気まずくなってしまった高政のもとへ
帰蝶の婚姻に対する考えの相違で、友人でありながら気まずくなってしまった光秀と高政。
尾張の土産を出し、また頼芸の所へつれて行ってくれないかと頼みます。
「お前の肩は持ちたくない」と断る高政に、「何でもいうこと聞くから!」と食い下がります。
その一言に高政の表情が変わり…食いついた!!
肝心の土岐頼芸はどう出るか?
頼芸は光秀の頼みに、してやってもいいが金がかかることが引っかかっている様子。
道三に出させれば…という提案には高政が「ケチだから出さないと思う」と返します。
自分の子にケチなんて言われちゃってね~と笑ってる頼芸に高政の「子と思うておりませぬ」という言葉。
ああ親子関係さらにこじれたり。
織田との盟約を失敗だと思っている頼芸は、自分の守護という立場を狙っている道三のしりぬぐいをなぜしなければならない?と詰め寄ります。
そんなことないと否定する高政・光秀に「稲葉が言ってたよ~」と二人を追い詰め…
高政「それがまことなら…私にも覚悟が…。私は…お館様をお守りし…父・利政を…」
あ~~~~~~言わされちゃった言わされちゃったぁ~~~~~!!!!!!
「殺せるか?」と問う頼芸にうなづいてしまいます。
途端に、将軍家あての文を書く準備をする頼芸。
あぁぁぁぁやっぱりなんだかんだ若造たちを一捻りにするくらいには曲者でしたこのお方も。
京は内乱で混乱中。将軍・義輝は都落ちしていた
将軍・足利義輝は近江へ。光秀の京行きは?
その頃の京では、 幕府の管領家・細川晴元(国広富之)の家臣・三好長慶 (山路和弘)が下剋上を起こし内紛が起こっていました。
巻き込まれた将軍・足利義輝(向井理)は近江に避難。
京・近江では長慶による取り締まりが厳しく行われ、光秀の京行きは宿不足などで困難なものとなっていました。
光秀の目的地の堅田も都落ちした将軍家を追う三好の軍勢がいて、とても入れる状況ではないそう。
そこになんと将軍の家臣・細川藤孝(眞島秀和)の姿が…!
変装して逃げていたのかな?上品そうな面影はなくなっていました。義輝が京に戻れるように暗躍しているようです。
将軍を人とも思わず自分の権威のための道具としか思っていない武士たちが多すぎる。我々武士は…今病んでいます。
と嘆く藤孝。
義輝は堅田ではなく朽木にいて、案内してもらえることになりました。
義輝の嘆き。麒麟は遠く…
近江・朽木は琵琶湖の東に位置し、そこで義輝と会えた光秀。頼芸からの文を渡します。
義輝は、以前、義輝の家臣・三淵藤英(谷原章介)の家で将軍とはどうあるべきか、今の世の憂いを語った光秀の言葉を覚えていて、その言葉にとても励まされたと言います。
叱ってくれる人がいないと悲しそうな義輝。
自分の力が足りずそのせいで自分のおひざ元である京までもこの状況だと嘆く義輝に、「そんなことないよう!」と自分たちこそ力が足りなかったと慌てる家臣一同。
そして義輝は自分の父親からの言葉を思い出します。
「強い子になれ。声は大きくよい耳を持ちよく学べ。さすれば立派な征夷大将軍となろう。世を平らかにできよう。さすれば…麒麟がくる。この世に麒麟が舞い降りると…。」
穏やかな世を作れる者だけが連れてこられるという麒麟を、自分はまだ連れてくることが出来ないとしょんぼり。
あ~~~~悲しい将軍様泣いちゃった。藤英も泣きそうになってる。
偉い立場にあるのにその立場に見合わない無力な自分を嘆いている義輝切ない。
そして義輝は今川と織田の和議を命じる手筈を整えると約束して、こう言いました。
「十兵衛…麒麟がくる道は遠いのう。」
ほんとね…。このぼっちゃん顔というかスレてない感じがいいですよね向井理さん。
十兵衛帰りの雪道で涙。がんばったね。
駒(門脇麦)は(おそらく)美濃の人から聞き、光秀は駒から聞いた麒麟の存在。意外と多岐にわたっています。
つづく
第十二回「十兵衛の嫁」の放送は4月5日!
今夜ってね!!!
楽しみに観ましょうね!
続きはコチラ↓

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