大河ドラマ『麒麟がくる』の第二十回「家康への文」が放送されました!
かの有名な桶狭間の戦いが始まりますよ~!
ではあらすじをネタバレありで振り返っていきます。
前回の記事はコチラ↓

※以下、ネタバレありますのでご注意を※
1560(永禄3)年、前回より約2年経過
駿河では着々と戦準備
駿河・駿府では今川軍が戦準備のために装束用の布や刃物などを買い占めています。
尾張に送り込まれているという兵たち。
買い出し中の駒(門脇麦)は集められる兵の姿に不安そうな顔をしています。
光秀は父親に。生活は困窮…
越前・称念寺では相変わらず明智十兵衛光秀(長谷川博己)がこどもたちに読み書きを教えています。今日は孔子の言葉。
尾張に使いに出していた明智左馬助(間宮祥太郎)が帰ったと妻・熙子(木村文乃)から聞き、光秀は自宅に戻ります。
ふたりの子は無事産まれ、駒から薬草がたくさん届いたりと周りに助けられ生活を営んでいるようです。
しかし長旅から帰った佐馬助に出す米もないほど生活は困窮…。
もらった薬草を半分質入れしようと提案したり、お嬢育ちの熙子もたくましくなってます。
佐馬助は尾張で織田信長(染谷将太)の妻・帰蝶(川口春奈)に会い、尾張の現状について情報を仕入れていました。
今川義元(片岡愛之助)率いる今川軍が勢力をつけ、 三河と尾張の国堺にある大高城、鳴海城などを出城として今にも攻め込むいきおいだそう。
今川軍は尾張と戦をするときに必ず三河の兵を先陣につけるらしく、大高城は三河兵で埋める模様。
位置的には 東から駿河→遠江→三河→尾張と並ぶ4国、すでに三河までは支配下に置いている駿河がついに尾張を本格的に狙いに来た…ということです。
心休まりませんね戦国は…。
それぞれの軍議
越前・光秀は尾張に助言の文を
越前に来て以来、完全に蚊帳の外感満載のみっちゃん…。
佐馬助と戦について思案し、義元に近い三河の武士の要人はいるかを尋ねます。
おそらく松平竹千代(のちの徳川家康)だろうと帰蝶から聞いたと話す左馬助。
途端にみっちゃんひらめきます!そう、尾張に潜入した時(第四回 )に会ったあの少年です!
佐馬助に再び尾張に行くよう命じ、圧倒的に不利な尾張が勝つための秘策を書いた文を帰蝶宛てに書くようです。
駿河・義元は先陣に家康を立てる作戦
家臣・朝比奈親徳(山口馬木也)のお墨付きの作戦を練り、自分も出陣するつもりの義元。
大高城へは地の利がある三河の人間を先鋒として置くべきだと言う親徳。
白羽の矢が立ったのは…ついに最終形態までメガ進化しました松平元康(のちの徳川家康・風間俊介)です!
三河・家康は駒にお守りをもらう
そんなご本人、元気に望月東庵(堺正章)と将棋中。
祖母の源応尼(真野響子)と駒が現れ、めったにない勝ちに喜んでいます。すごく仲よさそうです。
しかし家康が「戦へ参ります」と言ったことで空気が一変。
次の訪問先に行くと言ってそそくさと出た駒、わざとらしいくらいの明るい表情で駒の後を追う家康、苦い顔の残った大人ふたり。それぞれ戦を目の前に苦しい気持ちが伝わってきます…。
駒と歩きながら、先鋒として戦に行くのも両親の不遇も自分は人質という立場なのだから致し方ないとあきらめの表情で話す家康。
「致し方ないのだ。…されども、ときどき投げ出しとうなる」と駒には本音話せるっぽい。初めて会った時と言い今と言い、駒を見る目が完全に恋する男です。いいよいいよ~(^o^)
駒の鍼の客の男が作ったというなんにでも効く薬を、眉唾物ながらお守りとして持って行くことにします。
「必ず生きて戻ってまいる」と駒に誓った家康。いかん推せるふたりが増えたぞこれは純愛だぞ…。
その薬の作り主は芳仁(ベンガル)という男。足腰弱った老人ですが…なんだろう気になる人です。
東庵は義元のお呼び出し
亡き右腕・太原雪斎(伊吹吾郎)の主治医だったからという理由で、自分の肩こりをどうにかしてもらおうと東庵を呼び出した義元。
実は本当の目的は、先鋒に決めた家康が先鋒におくほどの信頼に足る人物かどうかを聞くことでした。
裏表のないいい人物だと答える東庵。義元ニヤリ。
そして5月、義元は2万5000の軍勢を率いて出陣します。
尾張・信長は妻の帰蝶が参謀状態
清須城の軍議では中条家忠(野添義弘)、毛利長秀(竹井亮介)ら家臣が一堂に会し、現在の戦況をあーだこーだ言い合います。
できるのできないの騒ぐだけの家臣たちに、無表情の信長は軍議を後にしてしまいます。
すると帰蝶が「熱田に行く」とパンツスタイルにお着がえしていました。
怪訝な顔の信長に、尾張の3000の兵ではとても勝てないが負けないための策は講じないといけないと勇ましい顔をしています。
家康の母・於大の方(松本若菜)と伯父・水野信元(横田栄司)を熱田に呼んだと言う帰蝶。
それはつまり 家康を尾張につかせるということ。
思わぬ妻の良策に家臣の前とは打って変ってにっこにこの信長。
入れ知恵をしたのは光秀だろうと察しますます株の上がったみっちゃんでした。
この夫婦、作戦立ててる時がいっちばんイキイキしてますね。
蚊帳の外の光秀、現状を嘆く
銃の腕を披露し就活
朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の家臣・宇野市兵(剣持直明)に銃の腕を披露し、士官にしてもらえるよう取り計らってもらおうとしている光秀。
就活してます…。そうよねもうお父ちゃんだもんね。
しかし当の義景は京から来た公家のお客さんとの蹴鞠に励み、光秀からの申し出は後回しにされていました。
「何が蹴鞠じゃ」と軽蔑したような顔の光秀。
こんな顔、いままで見たことない。この人には故・斎藤道三(本木雅弘)ほどの忠誠は誓えないって顔してます。
光秀、尾張へ
信長は大戦に向かっているというのに、「わしはこの国でなにをしておる!」と自分の状況を嘆き叫ぶ光秀。
この国は自分の居場所ではない。辛いところです。
尾張への抜け道を佐馬助に案内しろと命じ、かわいそうな佐馬助、今日だけで3回目の尾張行きです。
母・於大の方から家康への文
今川と尾張に振り回された三河、ついに解放か?
熱田では信長夫婦と信元、於大の方が対面。
間者によって家康が先鋒として尾張攻めしてきている今、このままでは尾張にいる信元は甥っ子と戦うことになります。
そのあたりどう思ってんの?と信長は聞きます。
すると 自分の実家が織田側についたせいで今川側の松平家から離縁され出戻りした於大の方が話し始めます。
16年も実の子の家康と会えておらず、母面していいものかと…
悩む於大の方に、信長は「16年会わずとも20年会わずとも名を聞けば胸を刺される。母は母じゃ」と言います。
おっもい。この子が言うと非常に重い。そしてここまでの母親への気持ちに応えてもらえないの辛い。
於大の方は家康宛ての文を用意していて、信元はそれを渡してなんとしても今川軍から離反するよう説得すると断言します。
説得には家康の元に忍び込ませているものにも協力させるとのことですが…菊丸(岡村隆史)ですね!水野家に仕える菊丸、大活躍の予感です。
そのかわり、 尾張は三河から手を引き人質となっている三河の者を返してほしいと交渉する信元。
信長はそれを約束し、ここに和議成立。菊丸が文を受け取ります。
でも我々は忘れちゃいけない…於大の方の元夫・松平広忠(浅利陽介)を殺した上にウッキウキでお父さんに生首差し出したのは信長だということを…。信長本人忘れてんじゃないのかってくらいいかにも信頼関係成立!って顔してますが。
家康は今川・尾張どちらにつくか
今川軍が尾張に侵入
ついに5月16日、義元が尾張の目と鼻の先の三河・岡崎城へ入城。先鋒の家康は翌17日に堺川を越えて尾張に侵入しました。
丸根砦の佐久間盛重より、今川軍がどんどん攻め入り今夜にも大高城へ入るのではないかとの知らせが清須城の信長の耳に入ります。
大高城に入った家康は、今川軍家臣・鵜殿長照(佐藤誓)に迎えられます。
大高城の北東にいちする沓掛(くつかけ)城に本軍があり、明日織田側の砦を一斉攻撃するように命じられていると張り切っている長照。
家康は砦で織田側の見張りに見つかったのに何もなかったことを訝しげに話しますが、あんまり相手にされず。
悪い予感するけどね…。
信長の反逆の作戦
清須城の信長には家康入城の知らせが家臣の簗田政綱(内田健司)より届きました。
見張りが見逃したのは信長の命だったようです。
今度は 家康が砦を攻めても火を放って逃げろという指示を出しました。
そして「義元は沓掛城から大高城まではどの道を通る?」と政綱に聞いたところ、政綱が示したのは…
そう桶狭間。かの有名な。場所は初めて知った。ひぃ~楽しみ!!
家康のもとへ於大の方からの文が…
家臣に休みを取るように言ってひとりになった家康、菊丸の気配を感じ取り部屋に招きます。
於大の方からの文を渡され、目を見開いて驚く家康。
戦から身を引くように、息子に会うこと以外何も望まないと書いてある文に涙を流します。
菊丸も必死で三河を思うなら今川から手を引くように説得。
今川をお討ちください!!!とはっきり言ってしまっています。
岡村隆史さんの菊丸、どんどん良くなっていってませんか?これからもっとキーパーソンになりそうな。
そして光秀は尾張に向かって馬を走らせています…。
第二十一回「決戦!桶狭間」の放送は6月7日!
風間俊介さんの家康…よかったですね。
人質という立場の憂いと駒への恋心と戦への恐怖と覚悟、さらに母への思慕も見事に表現されていて。
すごい役者さんです。
そして義元。「今川義元討ち取ったり~!!」って、予告で死んだぞwwww
まぁまぁこれは有名すぎる史実ですからね大切なのはどう魅せるかですよね!
来週は放送休止前最後の回…心して観ます!
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