大河ドラマ『麒麟がくる』の第二十三回「義輝、夏の終わりに」が放送されました!
いやタイトルのフラグすごい。
ではあらすじをネタバレありで振り返っていきます。
前回の記事はコチラ↓

※以下、ネタバレありますのでご注意を※
1564(永禄7年)9月、京は再び動乱の時代へ
長慶の死亡で、義輝は復権を図る
将軍・足利義輝(向井理)を差し押さえ京で実権を握っていた三好長慶(山路和弘)が病死し、義輝は復権を図ります。
各地の大名・帝からさえも軽んじられ求心力を失っている義輝の切り札は織田信長(染谷将太)。
明智十兵衛光秀(長谷川博己)は信長を上洛させると誓いますが…
信長は美濃攻めに苦戦中
その信長、美濃攻めに苦戦し早3年が経とうとしていました。
3年前と言うと、斎藤高政(伊藤英明)が死んだ頃ですね…。
斎藤道三(本木雅弘)の作り上げた「大きな国」の美濃。どうなってしまうんでしょう。
光秀、秀吉と出会う
信長、上洛する気なし?
光秀は尾張の信長のもとへ。いかにも戦中、甲冑の下着のような姿のまま現れた信長。
義輝からの手紙はさすがに丁寧に扱うものの読みもせず、光秀の必死の訴えも興味なさそうな顔で聞いている上、「これから軍議じゃ」と光秀の相手を家臣に任せてしまいます。
この家臣というのが…
と…と……藤吉郎じゃないですか!!!!
みなさんご存知のちの豊臣秀吉(佐々木蔵之介)です!
現時点では百人組の頭という立場ですが、すっかり信長のお気にに昇格。
さかさか走って現れて光秀を完全に自分のペースに持って行っちゃってます。
秀吉の言う義輝暗殺のうわさとは…?
信長がいつ手紙を読んでくれるか気にする光秀の話を遮り、 義輝暗殺の噂があると言い出します。
長慶の息子・義継が中心となり計画され、裏で糸を引いているのが長慶の右腕・松永久秀(吉田鋼太郎)だと「うわさに過ぎないのですが」と言いながら詳しい情報をつらつら述べてくる秀吉。
顔が強張る光秀。何考えてんでしょう秀吉は…。
足利兄弟の心にあるのは…麒麟
だれもいない御所で兄・義輝は…
二条御所の義輝、目が覚めた義輝は紅葉が散りつつある御所の中庭を歩きます。
「だれかある」「だれかある」と呼びかけながら進みますが、だれも来ません。
麒麟を夢見ていた自分を思い出しながら霧の中を歩く義輝。
せ、切ない…。
弟・義昭は大和で狙われていた
義輝の弟・足利義昭(現時点では覚慶呼び・滝藤賢一)は大和で相変わらず僧侶として施しの日々。
弟って…ビジュアルに違和感すごいなw
大和滞在中の駒(門脇麦)は義昭が気になってついつい後をつけます。なんでだ。
医者の手伝いとして目の前の人しか助けられていない葛藤を抱えている駒、その苦しみを義昭にぶつけます。
同じ苦しみを感じている覚慶の口から出たのは「麒麟のくる世にならねば皆が同様に豊かになることはない」。
麒麟を知る人に会えて喜ぶ駒ですが、そこへ義昭を狙う間者が現れ、ふたりは逃げます。
義昭のもとへ藤孝が…
無事逃げおおせたふたりは市を仲よく散策。
旅芸人に飛び入りして踊る駒に笑顔の義昭。駒って何?要人キラーなの?
そこへこっそり現れた細川藤孝(眞島秀和)と一色藤長(上杉柊平)。義昭、寺へ強制送還です。
伊呂波太夫と京へ戻ることに
駒が踊り終えると、伊呂波太夫(尾野真千子)が迎えに来ます。
どうやら狙いは駒が芳仁(ベンガル)から受け継いだの評判のいい丸薬。
あれで商売をしようと目論んでいるらしく、生産量を増やすためにこちらは京へ強制送還。
見限られた義輝。擁護するのは光秀のみ
分かり合えない光秀と久秀
尾張を後にした光秀は、大和の多聞山城へ。
義輝暗殺計画の裏にいるという久秀を訪れます。
壺の目利きをしているという久秀、並んだ3つの壺のうち2つををガシガシ割っていきます。
田舎の大名に高く売りつけるために、なんて事のない壺を希少品に見えるよう同じ形のものは割ってしまい「自分が名器と言えば名器になる」と笑う久秀。
「物の値打ちも、将軍の値打ちも、人が決め人が作っていく」と、値打ちの下がった義輝はもう無用だと言わんばかりで、暗殺計画を隠す気もなさそうです。
しかし討ちはせず、あくまで 都から去ってもらうつもりではあるようですが、大名からの人望もなく、政治の能力もない義輝を支えるのももう疲れたと完全に見限っています。
藤孝すら…見据えているのは次の将軍
食い下がる光秀の前に久秀が呼んだのは…藤孝。
義輝大好きーの藤孝ですら見据えているのは次の将軍だという事実に言葉もない光秀。
それだけもう義輝はかばいようのないダメ将軍だということでしょうか…
情に流されがちな光秀、冷静に情勢を見据えている藤孝の対比つらい。てるくんかわいそう。
斎藤道三(本木雅弘)のときといい、こういうついていきたい相手にいつまでも忠誠を誓う性格のみっちゃんがなぜ本能寺の変を起こすに至るのか、これすらも伏線に感じますね!
光秀と義輝、最期の別れ
夏は終わり、秋へ
硬い表情で京の義輝のもとへ戻った光秀。
信長の上洛も叶わず、将軍である義輝の和議の命を無視して戦三昧の大名たち。
義輝の孤独はさらに増し、「夏は終わった…。わしの夏は…」これ夏じゃないわ生涯だわ覚悟してるわ( ;∀;)
光秀も察して「上様!」と声を上げますが、義輝は光秀に越前に帰るよう命じ、短くもよく仕えたと礼を言います。
しかしーーーーー
「欲を言えば…もそっと早うに会いたかった!遅かった!」
とたまらず涙を流します。
うわぁぁぁぁぁぁあああああああん( ;∀;)
「わたくしも…!」とこちらも涙を流す光秀。
生ある限り幕府を支えてみせると誓い、「十兵衛、また会おう」っていや上様…。上様ぁぁぁぁぁぁあああ。
泣きました本当に辛い。義輝って能無しバカボンみたいに描かれる作品もあるらしいんですが、もう私の義輝像向井理さんで確定。
ちなみにこの夏が終わったって秋(義昭)にかけてるんじゃないかなってダジャレ推理してみたんですがやっぱ違うかな。
駒は京に戻って丸薬づくり
ケンカ別れした東庵はけがをしていた
京に戻ったはいいが望月東庵(堺正章)との再会が気まずくて家に入れないでいる駒。
座り込んでいるところを馴染みの人に声を掛けられ、東庵が強盗に襲われ利き腕にけがをした上に家中すっからかんにさせられたことを知ります。
すっかり意気消沈の東庵でしたが…太夫の持ってきた丸薬を使った儲け話を聞いて態度が一変!笑
あれほど反対していた丸薬づくりも行こうぜどんどん状態です…。
越前に帰った光秀
晴れない気分のまま帰宅
義輝の最期の言葉が脳裏に浮かんだまま、越前の自宅に戻った光秀。
家からは母・牧(石川さゆり)の歌声が聞こえてきます。いや紅白大トリ演歌歌手!豪華か!
家族は当然喜び迎えいれ、光秀も朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の「国の外に振り回されるな。野心を持たず、この国にじっとしておれ」という言葉に「そうかもしれない」と思ったと、妻子を持って心境に変化があったようです。
それに対し妻・熙子(木村文乃)は「その気持ちは嬉しいが、美濃が戦の最中の今、自分たちの子が大きくなった時に平和であってほしいと思います」と言っていて、やっぱこの人すごいや~と私感動。
自分たちだけじっと身を守っているだけでいいのか?と暗に光秀に「動いていいよ」と言っているのでは?
熙子は光秀を動かす女です!たぶん。
1565(永禄8)年5月、永禄の変
光秀の京行きの翌年、三好義継が義輝のいる二条御所を襲撃。
義輝、最期を迎えます。
第二十四回「将軍の器」の放送は9月20日!
今回で義輝最期かと思ってドキドキしながら観てたんですが…
どうやら次回に持ち越しのようです。
でも予告で刺されてたわ!!!ひでぇことするわ!!!
では!つづく!!!
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