大河ドラマ『麒麟がくる』の第二十四回「将軍の器」が放送されました!
今週はついに足利最後の将軍・足利義昭が本格的に始動!
向井理さんと滝藤賢一さんで兄弟を演じさせるという無茶っぷりもまたいとをかし。
ではあらすじをネタバレありで振り返っていきます。
前回の記事はコチラ↓

※以下、ネタバレありますのでご注意を※
1565(永禄8)年5月、永禄の変
足利13代将軍・義輝、30歳で暗殺される
故・三好長慶(山路和弘)の子・三好義継(黒部弘康)らによる二条御所襲撃。
大量の兵が襲ってくる中応戦し、立ち向かうも…
3枚の襖で囲まれてしまい、逃げ場が亡くなったところを刺殺されてしまいました。
黒ひげ危機一髪みたいに死んじゃったよ!!!!( ;∀;)死に顔も美しかったけど
本当に優雅で一途で…自分の無力さにもがき苦しむ義輝を美しく演じた向井理さんに感謝。
日本史音痴な私の「足利義輝像」はあなたで決まりです何度でも言う。
義輝の死を知った光秀は…
住まいの越前でいつも通り子供たちに勉強を教えていたところ、家臣の明智左馬助(間宮祥太郎)より義輝の死を知らされた明智光秀(長谷川博己)。
まさかの 討ち死にという死に方に慄きます…
永禄の変後、次なる将軍となる者は
義昭か、義栄か
義輝の死後、当然次なる将軍を立てなければいけません。
三淵藤英(谷原章介)、細川藤孝(眞島秀和)ら義輝の家臣であった幕府奉公衆は 義輝の弟・足利義昭(現時点では覚慶呼び、滝藤賢一)を…
三好義継、松永久秀の子・松永久通ら三好一派は いとこの足利義栄を…
三好一派は事を有利に進めるためすでに義昭を幽閉していて、幕府は再び混乱しようとしていました。
久秀が動き出す
大和の多聞山城の久秀の元を訪れた藤孝、一色藤長(上杉柊平)ら幕府奉公衆。
怒りの形相で三好一派による義輝の母・慶寿院(けいじゅいん)と末弟の周暠(しゅうこう)を殺すという暴挙を責めます。
あまりに先走りすぎな我が子らにさすがの久秀も慌てており、なんとか義昭は守らなければならないと動きます。
義昭は将軍になるつもりがあるか?
興福寺・一乗院に幽閉されている義昭。義輝30歳ってことは義昭20代よね。…
そこへ乗り込んできた久秀。
義昭に将軍になるつもりがあるか問うも、 嫡子以外の男子は跡目争いを避けるため全て出家させるという足利家の習わしに従った義昭は、自分には荷が重いと言います。
しかし何もせずここにいては死ぬだけ、ここで死を待つか?と久秀が言うと
「死にとうはない…」
とか細い声で答えます。
この「死にたくない」は、義昭の行動の原理となりそうな印象的なセリフです。調べたら御年77歳まで長生きされるようなのでその気持ち大事ね。
義昭、三好一派から逃げる
藤孝の策で一乗院から脱出した義昭。
三好一派の手の届かない近江は甲賀の和田惟政のところに身を移し、将軍擁立に向け動き出しました。
光秀、大和へ
義景が大和行きを許したわけは…?
越前の朝倉館にて、朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)の家臣・山崎吉家(榎木孝明)に大和行きをお願いするも無下に断られている光秀。
しかし義景はなんとあっさり快諾。
光秀の実力を測りかねているのかなにか思惑があるのか…何はともあれ大和行きが認められました。
光秀と久秀、激突
すさまじい剣幕で多聞山城に乗り込んだ光秀。
当の久秀は鉄砲をいじりながら「これを見ているとお前を思い出す」と交わしますが、 義輝には京から去ってもらうだけで殺しはしないと言ったはずだと光秀は怒りが治まらない様子。
「腹が立ちます!」「憎い!」と怒りをぶつけまくり。第一回の頃の鉄砲持ってキャッキャキャッキャしてた頃が懐かしいよ~…
そしてなんと…久秀が「私を撃て」と渡した鉄砲を本当にこめかみに向けてしまいます。
結局明後日の方向に向けて発砲した光秀はその場に崩れ落ち…あーしんど。
「幕府あってのわれら武士だ」とらしからぬことを言う久秀。
半分本心本文疑問をのこの言葉、流れる時代を見てきた久秀は何を思うのでしょうか…
そして実は義景から久秀宛てに 「義昭が将軍の内輪であるなら越前で引き受けてもいい」という手紙が届いていて、さらに 光秀が来たら「和田家に行って義昭を見極めてこい」という伝言も含まれていたことが明らかに。
大きな曲がり角に来ている武士の世、お前も自分も正念場だと、久秀は現状くすぶりまくりの光秀を促します。
旅費は義景が持ってくれるってよ…我が殿(斎藤道三)のケチっぷりとの差よ…
京では関白・近衛前久が三好一派に脅されていた
丸薬は今よりずっと大きな仕事に?
望月東庵(堺正章)のけがは治らず、駒(門脇麦)は丸薬づくりで大忙し。
伊呂波太夫(尾野真千子)が訪れても手を休める暇もありません。
トメ吉(濱津隆之)などのスタッフ増加はあれど、太夫の元へ注文がどんどん入ってきているようです。
そして「これはもっと大きな仕事になるよ、きっと…」と太夫が予言。大きすぎる伏線。回収いつ。
関白・前久はだれを将軍に擁立する?
三好一派は関白・近衛前久(本郷奏多)に圧力をかけ、次期将軍選びを有利に運ぼうとしていました。
そんな前久が太夫を訪ねます。太夫に会えてほっとしてる前久かわいい。
東庵や駒は自分の家なのに人払いされた上、前久を見張る三好一派に家ごと囲まれるという穏やかでない状況に戸惑い顔。
三好一派に義栄擁立を強いられている前久。
帝から宣下を受けなければならない征夷大将軍の擁立には、 帝に意見を言える政所のトップ・前久を丸め込むのが必須なようです。
しかし前久自身は義輝の実弟・義昭がふさわしいと思い断ろうとするも、断ったら斬ると脅され中。
悩む前久に太夫は「将軍なんかどっちでもいいから武士滅びろ。ほんで戦なくなれ」と物騒なことを言います。
自分も前久も武士ではないことを強調する太夫。
この戦国時代において武士ではないこと。何を意味するのか…ちょっと分かんなかった考察ください。
義昭と光秀、ご対面
光秀が甲賀に到着
和田惟政の館では、義昭が館を抜け出して行方不明になっていました。
慌てて探す藤英と藤孝の前に現れた光秀。
そこへ「寺へ戻ろうと思った」と義昭がズタボロに汚れ裸足でずるずる引きずられて戻ってきます。
みっちゃん不審に思ってるの全部顔に出ちゃってますよ…。
義輝とも親しかったと藤英から聞いた義昭は、光秀に「わしに将軍の大役が務まると思うか?」ととんでも発言。
みんな固まっちゃってるし正直で有名なみっちゃんすらだんまり。
自分の性格上将軍の荷は重すぎると後ろ向きな義昭にみんな励ます励ます。がんばれ義昭。
幕府奉公衆すら迷っている義昭擁立
光秀の義昭への不信感を感じ取っている藤英。
しかしもう引き返せない義昭の征夷大将軍擁立。
迷いながらも各地の大名の支持を集めないといけない幕府奉公衆の藤英・藤孝兄弟は、光秀に朝倉へ上洛を促してほしいと頭を下げますが…
光秀は義昭に何を思う
越前に戻った光秀。義景に報告
わくわくしながら光秀の報告を待っていた義景。
みっちゃん…
「次なる将軍の大任、あのお方はいかがとは存じます!!!」
鷹も鳴いちゃうびっくり発言。
良い子なら越前に招き入れてもいいと思っていた義景さん思わず立ち上がっちゃうよ。がっかり…
前久の決断
前久が次の将軍にふさわしいと決めたのは…
太夫の前だとさき様と呼ばれ幼い雰囲気の前久ですが、さすがに正親町天皇(坂東玉三郎)の前だと働く男の顔。
そして次なる将軍に推挙したのは…足利義栄。
ああああああ~~~~前久の転落人生、開始。詳しくは前回の人物調べを見てね
第二十五回「羽運ぶ蟻(あり)」の放送は9月27日!
次回予告…
「のう十兵衛…わしに仕える気はないか?」
キタコレーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
これから怒涛の展開間違いなし今は人間関係がどんっどん不穏に!
平和な美濃が懐かしい…がんばれみっちゃん。
続きはコチラ↓

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